〜いのち・自然・くらしと原発を考える〜
趣意書
2011年3月11日、福島第1原子力発電所で最悪の事故が発生しました。
放射性物質が海や大気、土壌などに放出され、福島県をはじめ近隣地域に深刻な汚染をもたらし、農業・漁業・畜産業などを破壊し、地域社会と家族を分断しています。いまだ収束のめどは立たず、放射能汚染は広範囲・長期にわたっていることから、たくさんの被曝労働者を生み出し、同時に食べ物を通して、すべての人々の内部被曝も始まっています。
放射性物質は、生命体とは相いれず、しかも生態系を通して生体内に濃縮されていきます。そのため多くのいのちの芽が奪われます。また、その汚染は、めぐりめぐって私たちの体内に取り込まれ、その影響は未来を担う世代に特に強く影響します。
私たちは、いのち・自然・くらしを守り、持続可能な平和な社会を創るため、脱原発を目的に「脱原発市民ネットワーク徳島」を設立します。
2011年8月26日
<目的>
・すべての原発を停止させ、持続可能な自然エネルギーへの政策転換を求めて行く。
・原発事故や汚染をこれ以上起こさせないよう、監視する。
・原発を推進した国、電力会社、マスコミ、労組に反省を促す。
・被曝労働者の実態を明らかにする。
・電力会社による一方的「原発賛美教育」の学校現場への持ち込みに反対する。
・原発コストと電力料金のカラクリを明らかにする。
・地域への放射能汚染物質の持ち込みに反対する。
・食品の安全性の確保を求めて行く。
・学校給食と食品汚染を考える。
<活動>
・反原発の学習会や講演会を行う。
・原発の問題点を知らせる。
・さよなら原発1000万人アクションに賛同し、署名活動・集会を行う。
・脱原発を求める多くの市民・団体と連携する。
・地産地消を進める。
大切な食べもの・いのち・自然・くらしを守るため、未来の世代のために、脱原発市民ネットワーク徳島に参加しませんか....
連絡先:d.g.tokushima.netwrok@