2011年12月24日土曜日

音楽...一台のリヤカーが立ち向かう


大きな世界を変えるのは、一人の小さな動きから...。

12/11伊方原発再稼働反対!松山集会の報告

遅くなりましたが、12月11日、松山で行われた「sound DEMO&命のWA/和〜伊方原発再稼働反対集会の報告をします。
朝8時にネットワークの仲間たち4人で松山に向かいました。到着したのは、松山の堀之内公園に参加者が三々五々集まり始めた頃でした。いろいろな集会に参加してきましたが、3・11以降の反原発集会は何かが違います。何が違うかというと、当たり前だけれど「動員」ではない人々が、自分の立ち位置を明らかにするかのように、様々な自己主張を書いたプラカードを持ち、衣装を纏い、「ここに来た」ことをしっかり確認するかのような集まりなんです。お坊さんや外国人の姿も見ることができました。
自分の考えを持ち寄る以上、目的に向かって様々な方法論が公園の中に同居しているような、とても素敵な空間がそこにはありました。そして老若男女ではなく、LGBTを含めたいろいろなセクシャリティの人が居たんだろうと思います。パレード前のアピールでは、労働組合の動員集会では絶対ない自由な語りや思いが、次々に語られました。放射能を逃れて疎開してきた人、子どもを放射能汚染から守ろうと訴える母親、伊方現地の座り込みを終えて参加してきた人、原発を許さない子どもたち、広島から、山口から、そして私たち脱原発ネットワーク徳島からも発言がありました。
その後、サウンドカーを先頭に松山市内をパレードし、四国電力原子力本部に対する「人間の鎖」行動まで、全部が終了したのは午後5時になろうとする頃でした。
この行動に参加することで「和」が大きく広がったように思います。「伊方原発を廃炉に!」そんな思いを強くして徳島に車を走らせました。(文責・Y)